関西機能解析研究会について


 ご挨拶

 リハビリテーション医療では、活動に関わる思考、意思決定、記憶、感覚運動統合などに関する神経科学と身体運動を具現化するために必要な筋骨格系の運動学とを基盤として、求められているパフォーマンスを実現するための運動スキルと環境を提供し、ヒトの社会生活を豊かなものにすることが重要な責務となります。運動スキルの習得過程を医療場面において管理するには、神経科学と運動学の知識が必須であると同時に、運動学習方略を体得しておくことはとても大切です。そこで、関西機能解析研究会では、機器解析セミナー、運動学習セミナーを隔年で交互に企画いたします。

 機器解析セミナーでは、臨床における動作分析の方法とその動作分析を客観的に捉える方法として誘発電位・表面筋電図や運動解析の実習体験を行います。このセミナーの受講を通して動作分析や運動学習に必要な神経科学・運動学的思考過程を習得していただきたいと思います。

 運動学習セミナーでは、運動学習理論の基礎、歩行の運動学習、運動学習と脳機能について詳細に学びます。

 皆様の明日のリハビリテーション医療に役立つような機能解析に必要な知識と技術、運動学習方略の視点を養う場として意義ある研修会となればこの上ない幸いに存じます。


 令和元年

 世話人代表
  関西医科大学リハビリテーション医学講座
  教授 長谷 公隆

 世話人
  関西医療大学大学院保健医療学研究科 
  研究副科長、教授    鈴木俊明




 事務局 関西医科大学附属病院リハビリテーション科
 担当 中條雄太、前田将吾

 連絡先 kmu_reha@yahoo.co.jp(ご質問等はメールにてお願い致します)
 



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